Hiroaki Yutani / 湯谷啓明
Profile
- 大阪生まれ京都育ち。
- IT 業界でデータ利活用に関わる幅広い業務に従事。
- 何が正解か自明ではない問題に取り組むことに興味がある。将来的には、何らかのかたちで土木・防災に関わる仕事がしたい。
- 電子楽器が好き。家電を電子楽器に改造する団体の活動にも参加。
Career
- 2012/4~2018/3 サイボウズ株式会社: SRE。
- 2018/3~2024/7 LINE ヤフー株式会社: ソフトウェアエンジニア、データサイエンティスト。チームのマネージャーも経験。
Hard Skills
- プログラミング言語
- 得意: R / Rust / SQL (SparkSQL, Presto など)
- ある程度わかる: Python / Shell script, Sed, AWK / GLSL, WGSL / Go
- 開発ツール、ミドルウェアなど
- 得意: Git / GitHub Actions / Airflow
- ある程度わかる: nginx / Docker / Linux (Debian 系)
- データ分析
- A/B テストの設計・分析
- ログ設計
- データ可視化
- BI ツール
- Tableau
- その他
- 簡単な電子工作
Soft Skills
- 情報収集
- 仕様や開発状況を調査して問題を解決する
- 技術トレンドを概観する
- 議論の違いを整理してすり合わせる
- 技術的なトピックについて、わかりやすく文章を書いたりプレゼンをしたりする
- 英語で開発者とやりとりする
OSS
個人で開発している主な OSS
- gghighlight
- レポジトリ / 紹介スライド(日本語) / 紹介スライド(英語)
- 複雑すぎて見づらいグラフから見たいデータだけをハイライトするための R パッケージ
- savvy
- レポジトリ / 紹介スライド(日本語) / ドキュメント(英語)
- R から Rust を使うためのフレームワーク
- string2path
- レポジトリ
- フォントをアウトライン化して R 上でプロット可能にするパッケージ
- vellogd
- estatapi
- レポジトリ
- e-Stat API を使うための R パッケージ
- kokudosuuchi
- レポジトリ
- 国土数値情報 Web API(現在はサービス停止)を使うための R パッケージ
開発に関わっている主な OSS
Presentations
国際カンファレンス
- UseR! 2018 ポスター発表 (報告のブログ記事)
- rstudio::conf 2019 ポスター発表 (gghighlight: Highlight ggplot2 with Predicates)
国内での主な発表
- ggplot2 再入門(2015、社内勉強会)
- dplyr 再入門(基本編) / dplyr 再入門(Colwise編) / dplyr 再入門(Tidyeval編)(2017、第60回Tokyo.R)
- dplyrのselectとmutateのセマンティクスの違い(2017、「R を用いたデータハンドリングと可視化」ハンズオン)
- tidyr 1.0.0 の新機能
pivot_*()
(2019、第79回Tokyo.R) - rayshader 入門 (2020、第88回Tokyo.R)
- tidyverse は与えるだけでよい。支配されるという特権をだ! (2022、Japan.R)
- Positron 最速入門(2024、第114回Tokyo.R)
その他:
Publications
- 『RユーザのためのRStudio[実践]入門』(共著、技術評論社 2021)
- 『Rによる地理空間データ解析入門』(Chris Brunsdon ほか著、共訳、共立出版 2018)
- 『Rプログラミング本格入門』(Kun Ren 著、共訳、共立出版 2017)
- 『Rによるスクレイピング入門』(共著、シーアンドアール研究所 2017)
Blog
主な日本語記事
日本語技術ブログ: https://notchained.hatenablog.com/
- ALTREP 徹底入門(2024): いまだに公式ドキュメントがない R の ALTREP という仕組みについての解説
- 2023年、Rustグラフィックス界隈(というかwgpu界隈)への期待(2023): Rust のグラフィックス界隈のトレンドについての概説
- R 4.2でWindowsもUTF-8になることとその他細かい話(2021): R 4.2 に入る大きな変更についての技術的な解説
- RでGIS系のラスタデータを扱うのにraster、stars、terraのどれを使えばいいの?問題についてのメモ(2020): 乱立するラスタデータ系のパッケージの現状についての解説
- メモ:「道路を方角ごとに塗り分けると、その街のでき方がわかる :: デイリーポータルZ」を地理院地図ベクトルタイルとggplot2で(2020): 道路の方角に基づいて線を色付けする、というデイリーポータル Z の記事を R でやる方法の解説
- RでGISをやるときにはsfパッケージ、という世の中になるらしい。(2017): 今では R で GIS データを扱う時の定番パッケージになっている sf パッケージの紹介
その他:
主な英語記事
英語ブログ: https://yutani.rbind.io/
- Plot geom_sf() On OpenStreetMap Tiles(2018): OpenStreetMap のタイル画像をプロットする実装方法の解説
- R, Rust, Protect, And Unwinding(2023): R の GC の仕組みと、それを Rust から扱う困難についての説明
- How To Use Winit With R (Or How To Run Winit On A Non-Main Thread)(2024): ウィンドウを扱うための Rust の crate、winit の使い方についての説明
Others
IT 系
- R の最新情報を週1回届ける YouTube チャンネル の運営
- 視聴者用の Discord の運営
- R 関連の質問ができる Slack・r-wakalang での質問への回答やトラブル対応